友人から頼まれたのは、愛犬の首輪製作に、使用していないベルトを 使えないかというオファー。 |
友人の飼っている甲斐犬のナナの首輪。かなり年季が入って来たので新しく作って欲しい
という依頼が。 散歩にも使うので厚みのある革で、今使っている首輪が少し幅も
細いようなので太いものが欲しいという。
最初は1から製作するつもりでいたが、使っていないベルトがあるので、バックルなんかもこれで製作できるなら そうしてほしいと頼まれました。 少し油分も抜けていて表面も褪せていましたがまだまだ使えるレベルだったので、リフォームしてみる事にしました。
バックルもひどくくすんでいましたが400番のペーパーで磨きを掛けて新品のように。 |
サル革(ベルトループ)はすでに無くなっていたので、裁断で余りのベルトを漉いて加工し、製作しました。 |
名前を刻印し、真鍮のカシメで留めました。 |
ベルトの穴にハトメリングで補強を加え、リード用のDカンを手縫いで2周して丈夫にしました。 |
なんだかNANAは神妙な顔つきですが、高貴な血統の犬に見えます(^^; |
ベルトの表面は顔料での塗装だったので、茶色のトコノールで修復し、磨きました。たっぷりのミンクオイルでオイルアップして完成。
こんな首輪はどこにも売ってないと、友人は大喜びしてくれました。
首輪もだったけど、リードも結構な年季が。。それもまた何とかしないとね(笑)。
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