お世話になってます。栃木レザーのハシモト産業さんです。 |
新たな作品の依頼を受け、昨日問屋さんに革の仕入れに行ってきました。
いつも温かく迎えて下さって感謝しております。
昨日は社長がお見えで、直接革の説明と社長のこだわりについて聞かせて
戴きました。 この栃木レザーの手間と質に当然ですが誇りを持っておられ
ます。
革は生きた牛の生きた素材で、生きている間に色々な傷ができる。それが当たり前であって
化学薬品で鞣し、顔料で着色し、表面の自然な表情を無視するような事をすれば、革は窒息するし、合皮か何か解らなくなってしまう。それでは生きた素材である革は長持ちもせず味もでないので、せっかくの貴重な革の価値がないと言われていました。僕も同感です。
栃木レザーは100%植物タンニン鞣しで製造に1~3か月かかる革です。革をいくつも見せてくれながら、その本質を落とすような作品になるなら革は卸さないとまで(^^;;
この革はいま革の産地イタリアや高級ブランドからもたくさんオファーが来ているそうですが、
社長さんは、ぼくのような個人のクラフトマンや中小規模の手作り工房を支援したいとの思いから、大手の企業やブランドはお断りと言われてました。
今朝このブログをまとめとこうとPCの前に座った時に、ハシモト社長から電話が。
再度ミシンと漉き機を買えと(^^; ミシンを探しといてやる とまで。(笑)創作に弾みを
つけるにはやっぱり道具も大事ですね。わかります。
念を押されたのが、栃木レザー
の特徴として、コバをヘリ返したりコバに着色しない作品にしてくれと言われました。
ぼくもそのつもりで造ってますけど、それだけこの革に思い入れがあり拘っておられるんだなあと。
ぼくも作品を発送する時は我が子を遣わすような気持ちになるので、素材を気持ちを込めて開発している社長の気持ちが幾らかはわかります。ここまで言ってくれるので、作品への
モチベーション上がります。今は手縫いにこだわりがありますが、ミシンも追々勉強します。
この革の良さを引き出せるような作品を生み出して行きたいです(^^)。
プリン坊や。 |
本人はカニになったつもりです。 |
IKEAの100円ホットドッグ。ケチャップとマスタードのディスペンサーの 横にピクルスとオニオンが載せ放題(^^)100円マックより断然お得感あります。 |
仕入れ終了後にIKEAに。 前回の仕入れの時に事故を起こしてしまったので、気をつけすぎて
疲れました。
自宅工房の整理収納品を買いに行きました。
自宅工房の整理収納品を買いに行きました。