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パーツを革から切り出し、床処理、コバも磨きにくいところはあらかじめ磨きます。
そして金具を取り付けます。 |
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刻印を押しておきます。 |
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ボタンの位置がずれないように接着剤でパーツを張り合わせます。 |
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このコインケースの場合、直線の部分がどこにも無いので2本目打ちで穴を空けていきます。 |
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ヘリからの間隔を均一に。
あと、目打ちの打ち込み具合も穴の大きさと縫い目の美しさに関係していますので
叩く強さも感覚を研ぎ澄まして注意して均一にしていきます。 |
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縫っていきます。 |
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このコインケースのポイントは丸み。 縫い始めから画像のような方向に締めていきます。結構力が
要りますが、縫い目のきれいさに気をつけながら行うのがポイントです。
内側方向に絞ることでフラットな状態からコインの受け皿のような湾曲を作り出していくのです。 |
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自然な丸みがでました。次はヘリを処理します。 |
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コバの処理。粗いものから細かい紙やすりで整えていきます。角も落とします。 |
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床面処理剤を塗り、スリッカーで磨きあげます。つるっとなるまでサンドペーパーで磨き処理剤を塗り~お繰り返し
しっかり艶を出します。 |
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形を整えて完成です。 |
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全ての工程に集中力が要りますけど、こうしてみるとあなたにも出来そうでしょ?
ぜひトライしてみてくださいね(^^) |
サンククラフトの定番作品、シェルの作り方です。 基本的な作り方は大方鞄も財布も同じです。
それぞれの革の質、作品に適した厚みを見極めることや、道具の使い方などはある程度熟練が必
要です。単純な作業の連続でもあります。 忍耐力も必要です。
僕も最初にトライしたブックカバー。。出来上がった時は感動しましたが、今見てみると。。。
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最初に独学で製作したもの。。あの時は満足してましたが。。 |
初心を忘れない事が大事ですので、手元にあります(^^; 奥の深い革の世界。日々勉強です。