子猫の鳴き声が。。

春になると夜中に発情したノラ猫が喧嘩したり、『アオオオオン、ニャぉぉおおん』と泣き続けてかないません。(>_<)

そんなある日の晩、
微かに
『ミィー、ミィー。。』
子猫の鳴き声が？？
『ちょっと！？子猫鳴いてないか？』と僕。
『え？本間や！聴こえる！
まさか、ノラ猫が裏の物置きで産んだんと違う？！ちょっと、見て来てよ！』と妻。
それが本当なら、かなり困る。僕はかなりの猫好きだが、ウチは仮住い、ペットは禁止。妻は猫があまり好きでは無いし、アレルギーも。。と言うか、困るけど、可愛い子猫は観て見たいf^_^;)。。
窓を開け、耳を澄ましてみるが、こっちに気付いたのか鳴き声が止んだ。

僕は思い切って物置きに近づいた。そして開ける。
『？ヒュー？』口笛をそっと鳴らしてみる。
何も反応が無い。中を照らして見たが、子猫らしいものは全く見当たらなかった。

『何も居なかったよ。』
と妻に報告。
安堵感と、子猫の姿が観れなかった事に対する少しばかりの残念な気持ちが入り混じった。。
するとまたも
『ミィー、ミィー。。』
子猫の鳴き声が？？
『待って！』妻が耳を澄ましてストーブに近づいた。
『？？！』
僕も近づいて見る。
妻が突然笑い出した。
『子猫の正体はこれ！！』
なんと？！(・・;)やかん。。
ストーブに置いたヤカンを持ち上げると鳴き声が止んだ（爆笑）
余りに真剣に家族で騙されたものだから、ヤカンが鳴く度に、『子猫ちゃう？！』とネタにしているのでした。(^◇^;)