「いつでもいいので補修よろしく」依頼を受けていたのを忘れかけていました(^^;; 合皮のブリーフケースですが、マチの糸がほつれてきたのと、フラップを開けるときのつまみ、もち手がびりびりに。。 |
そのほかはまだ使えるので直して欲しいと相談を受け引き受けました。 もち手を本革で作り直します。 |
もち手が少し太くて持ちにくいと感じたので2mmほど細身に製作して手に馴染みやすくしました。 |
付け替えたことが分からないくらいマッチングしました(^^) |
といっても、完全に放置していたわけではなくて、少しずつ補修してたんですけどね。 それに、後日もち手の補修も追加で頼まれたので、どうするかを思案していました。 依頼が途切れた隙にリフォームの続きをさせていただき完成しました。
合成皮革のブリーフケースで、もちろんミシンで製作していますので、本来は補修を前提には作られていません。新品は安く買えるので壊れれば使い捨ててしまえというわけです。
リフォームには、いろいろ創意工夫が求められます。これは製作工程には順序があって、パーツを縫ってしまってから金具で固定したり素材的にも後戻りが聞きませんので修理は難しかったのですが、せっかくのご依頼でしたので挑戦してみることに。
鞄の重さがかかるもち手、フラップを開けるたびにつまむ部品、鞄を大きく開けるたびに負担のかかる部位、やっぱりそういう場所が最初に傷んでしまいます。
もち手は1から丈夫な革で製作しなおし、持ちやすさも改良を加えて交換いたしました。まだまだ使えます。
サンククラフトでは、気に入っていた鞄などの修理もいたします。出来ないこともあると思いますのでまずはメールでご相談くださいね。
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